2022-12-18 15:45 追加
NECが初優勝。古賀紗理那「苦しい時間もあったが、足を止めなかった」 皇后杯
皇后杯 決勝の結果
V1リーグ 女子
令和4年度皇后杯全日本バレーボール選手権大会ファイナルラウンドは18日、東京体育館(東京都渋谷区)で決勝戦を行い、NECレッドロケッツと東レアローズが対戦。NECが3-1(25-14、23-25、25-18、25-23)で勝利し、同大会初優勝を果たした。
NECは第1セット、サーブ&ブロックが機能し、粘りあるディフェンスから古賀紗理那らの攻撃につなげて25-14で先取。第2セットは中盤まで一進一退の攻防が続くが、終盤で東レが石川真佑のサービスエースやバックアタックなどで追い上げ、最後はクラン・ヤナの連続得点でセットを取り返した。第3セットも序盤は東レがリードするが、中盤でNECが山田二千華のブロック、上野香織のサービスエースなどで連続得点して逆転。テクニカルタイムアウト明けも古賀、ウィルハイト・サラの攻撃、上野のブロックなどでリードを広げ、25-18で奪取した。
第4セット序盤、後がない東レは石川、深澤つぐみらの活躍でリードするが、古賀がロングラリーを制し、10-10とする。古賀、石川と日本代表アタッカー同士の打ち合いとなり、21-21とどちらも一歩も引かない展開に。終盤はクランの攻撃で東レが23-22とするも、ウィルハイトがブロック、スパイクを決めてNECが再度逆転し、25-23でこのセットもNECが連取。念願の大会初優勝を果たした。
勝利の瞬間、満面の笑顔で喜びを表現していたエースの古賀紗理那は「強い東レに対し、苦しい時間帯もあったが、足を止めずに戦った。チームでやってきたことは間違ってなかった。報われたという思い」と語った。
写真:堀江丈
同じカテゴリの最近の記事
- 女子日本代表、ドイツにストレートで勝利し、開幕3連勝。古賀紗理那が20得点 VNL [全日本代表 女子] / 2024.05.17
- 男子日本代表Bチーム、6月開催の国際親善試合ドイツ戦出場メンバーが決まる。高橋慶帆、西山大翔、麻野堅斗ら。主将に大宅真樹 [全日本代表 男子] / 2024.05.17
- 女子日本代表、ブルガリアにストレートで快勝。古賀紗理那、林琴奈が13得点。代表復帰の黒後愛もサービスエースを決める VNL [全日本代表 女子] / 2024.05.17
- パナソニック アメリカ代表のジェスキー・トーマスが契約更新。「もう1年プレーすることが決まって非常に嬉しい」 V1男子 [V1リーグ 男子] / 2024.05.16
- JVLが2024-25 V.LEAGUE編成を発表。男子のみ東西カンファレンス制を導入 [Others,V2/V3 女子,V2/V3 男子] / 2024.05.16
コメント
Sorry, the comment form is closed at this time.