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「しっかりしたママさんになれていますか？」「どうかお幸せに♡」現役引退の久光・石井優希がタイムカプセル埋める

2023.05.14 12:12（Updated:2023.05.14 12:42）

バレーボールVリーグ女子1部（V1）の久光スプリングスのアタッカーで、2022～23年シーズン限りで現役を引退した石井優希（32）が14日、10年後の未来に向けたメッセージをタイムカプセルに入れ、佐賀県鳥栖市にこのほど完成した新練習拠点の「サロンパスアリーナ」の一角に埋めた。

　これまで「家族を持ちたい」と口にしていた石井の夢はこの日、さらに具体的になっていた。「こんにちは42歳の私　幸せな生活を送れていますか？」「しっかりしたママさんになれていますか？」「どうかお幸せに♡」と自身に向けて問いかけたメッセージを読み上げると、地元鳥栖市内の児童と一緒にスコップで土をかぶせてタイムカプセルを埋めた。「42歳になった自分は想像できませんが、2人以上の子どもがいて、旦那さんがいて…」と照れながら明かした。このカプセルは2033年に開封される。（西口憲一）

次ページ　地元の児童と笑顔で記念撮影する石井優希

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西口憲一

編集委員

立命館大学でアメリカンフットボールに打ち込み、「人の心を動かし、心に残るような記事を書きたい」とスポーツ記者を志しました。 1993年西日本新聞社入社。運動部からスタートし、以来、福岡→大分→福岡→東京→福岡→東京→福岡。主にプロ野球（ダイエー、ソフトバンク、西武）やソフトボールを取材。1999年ダイエー初優勝、2008年北京と2021年東京の両五輪でのソフトボール金メダル獲得に心が震えました。現在はバレーボールＶリーグ女子の久光スプリングスの記事も書いています。福岡市出身。