バレー女子 196センチの小林エンジェリーナ優姫初招集に「夢みたい」父は元バスケ選手でトム・ホーバス氏とプレーも
日本バレーボール協会が8日、都内で会見を行い、女子日本代表登録メンバー40人の背番号を発表した。初招集の小林エンジェリーナ優姫(米ウィスコンシン大グリーンベイ校大学院)は背番号「26」に決定。初めて日の丸のユニホームに身を包み「最初に(招集を)聞いたときはびっくりした。うれしい気持ち。バレーボールは大好きなので仕事でできるのは夢みたい」と流ちょうな日本語で喜びを語った。
日本人の母とアメリカ人の父を持ち、米シカゴ出身。父は元バスケットボール選手で203センチのジェフ・グロモス氏。過去にはトヨタ自動車に所属しており、バスケットボール男子日本代表監督のトム・ホーバス監督と共にプレーをしていた。
小林は女子日本代表歴代最長身となる196センチで、最高到達点は「10フィート3インチ(約3・2メートル)」だという。真鍋監督が米国でのプレー動画を見て、招集をかけた。指揮官は「(期待することは)ブロックでしょうね。一人いるだけでも後ろのディフェンスがやりやすくなる。われわれが一番弱いところなんで」と期待を寄せた。
五輪出場にも意欲を示し、そのためにもまずは日本代表のスタイルに慣れていくことを目標に掲げる。小林は「日本のスタイルはテンポが速い。みんなに教えてもらいながら頑張りたい。いつも楽しくバレーボールができる選手になりたい」と力を込めた。